交流会企画
埼玉県立養護学校 さいたま桜高等学園 見学会(07/06/27)
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(写真の人物の顔はプライバシーの関係上、隠させて頂きます)
学校案内にて写真をとりました(30枚余りありますので、携帯の方はご注意ください)
●レポート byルカシア
桜高等学園の学校公開に合わせて、交流会で見学会を企画しました。
参加は上級グループの4人です。
朝9時に大宮駅集合、遅刻もなく、通学路を確認しながら向かいました。
JR北浦和駅からバスで15分程。大宮駅からは1時間弱で着きました。
親自身が普段、電車やバスを使っていないので、新しいパスなどに戸惑いつつ、半分旅行気分で、もし自分の子供が通うとしたらどうだろうと考えつつの道のりでした。
バス停は常盤高校の前に停まりましたが、すぐ近くに目的の桜高校の校門がありました。
新設の真新しい校舎や植木が整備された綺麗な敷地に、「綺麗だねえ」と声を上げつつ、同じ目的だろう人々とぞろぞろと、最初に説明のされるホールへ。
ホールでは、見学者が100名以上いてビックリしました。来年受験らしい生徒さんも多数いて、新設の注目度、人気の高さを感じました。
各科の倍率は4〜3倍だそうで、本当に狭き門です。
学校紹介のビデオの後、先生の説明を受けて、5、6グループに分かれて学校案内を受けました。
先生の説明では、奨学奨励費を受けて授業料は無い事、知的障害が前提である事、給食売店はなく弁当持参か許可を得て買いに行くかという事等を聞きました。
受験については、試験は小学3〜5年程度の算数と国語の学力検査があり、学習意欲を見る面接と適正検査が重視されると言うお話を伺いました。日常生活に関する作業能力、持続力や調整力や運動能力などを見るそうです。
学校でも、見学に来ている生徒さんでも、皆静かに話を聞ける子達で、その辺の適正をちゃんと躾ておかなければと思いました。
現在通学している生徒さん達は、埼玉県の27市町から通っているそうで、さいたま市の人が20名ほどだそうです。
授業実習だけではなく、行事も色々とあり普通級の高校生と変わりません。部活は全員所属義務があるそうです。現在普通級でなかなか部活まで手が回らないうちの子には、それはありがたい事です。
現場実習の日にちも多く取られ、実習や雇用受け入れ先も、学校側が意欲的に増やしていく活動をなさっているそうです。
校内案内では、どこをどう歩いても、全て新品で綺麗で、本当に理想的な環境施設ではあると思いました。
1クラスに7〜9人程度で、教室は広すぎる程です。
当日水曜日は、一日中実習だそうで、授業を受けている姿は見られませんでした。授業風景も見れられればとちょっと残念でした。
ホールに戻って、参加者の質問があり、見学会は時間通りに終了しました。
生徒さん達の人数自体が少ないのもあるのですが、普通学校に慣れていた私には、静か過ぎて生徒達の歓声や活気のような物がもっと感じられたらなあと思いました。その辺は本当に、何を取捨選択していかなければならないのかという考え方による事になると思います。
見学はまだ何回かあるそうなので、今度は子供を連れて行ってみたいと思っています。
(2007/07/02 記録)
学校案内にて写真をとりました(30枚余りありますので、携帯の方はご注意ください)
文章と写真は、桜高校に確認して頂きました