「ことばの遅い子供」を持つ母親達が、言語聴覚士Y先生による子供への遊戯療法と母親へのグループカウンセリングを受けるために活動している会です。
学習会の形式は、プレイルームで親子が自由に遊び、言語聴覚士の先生が子供の発達段階を確認後、子供達をボランティアに任せ。母親達は体験した遊戯場面を元に子供との関わり方のポイント、子供のサインや行動の意味等を学び合います。また言語聴覚士の先生から、具体的な声のかけ方なども学びます。
主な活動場所は、埼玉県さいたま市にある大宮ふれあい福祉センターです。(当会は場所をお借りしているだけですので、福祉センターへの当会についての問い合わせはしないで下さい。)
目的
「言葉の遅い子供達」の「言葉と心の育ち」に直結する子供の心の安定は、日常生活を共にする母親の心の安定と密接に結びついています。実際に育っていくのは子供自身ですが、「子供の育ち」を引き出すのは親の役目であり、それは特に母親が感度の良い受信機を持ち、「子供の言葉にならない言葉」を受け止められる存在になることです。学習会では同じ療育経験を持つ母親達の支えがあり、仲間と子供の様々な問題、苦しみ、喜びを共に語り支え合えます。しかし母親が精神的な安定を得、子供の良き発達援助者へと成長するためには、言語聴覚士による専門的な遊戯療法と母親グループ・カウンセリングが最も重要であると考えて学習会を開催しています。
いちやなぎ会ではカウンセリングに参加する親が主体となり、会を運営しております。会費はそれぞれのグループ毎で決め、その年の活動を計画しております。
また遊戯療法(プレイ)は会員相互のボランティア(一部有償)によって支えられています。随時、一般の方のボランティアも募集いたしております。
プレイルームでは一般の方のプレイも歓迎いたしております。お気軽にいらしてください。